HATSUKUL BioFORe ハンズオンコースin カナダ
Uncategorized2024年09月11日
2024年8月9日〜10日、カナダ ブリティッシュコロンビア州、首都ビクトリアの
Oak Bay DENTURE Clinic にてHATSUKUL主催でBioFOReハンズオンコースが行われました。
講師は同クリニックオーナーの竹内真人氏(デンチュリスト)
サポートメンバーに同クリニックで働くCorlla氏(デンチュリスト)
参加者は受講者として大原令子氏(歯科医師、名古屋市)、大原久延氏(歯科医師、名古屋市)、見学者として平岩輝彦氏(歯科医師、北名古屋市)、山田麻矢氏(歯科技工士)
そして、HATSUKULメンバーとして山田裕由(歯科技工士)、古澤清己氏(歯科技工士)が技工サポートメンバーとして参加。
【講師】
【参加者】
【当日レポート】
8月7日(水)
成田空港〜バンクーバー〜ビクトリア到着。
宿泊先ホテルへチェックインした後、ダウンタウンにて軽い夕食会。お互いの自己紹介をし、親睦を深めました。
8月8日 (木)
カナダ散策
時差ボケ調整のために日光を浴びると良いと聞き、参加者全員でブッチャートガーデン(巨大庭園)に行った。カナダ国内外から年間100万人以上が来園する庭園で、石灰岩の採石場跡地を整地し、1904年に草花を植えたのが始まりだそうで、約22haの敷地には、サンクンガーデン、ローズガーデン、イタリア式庭園等があり、なんと!日本庭園もありました。
夕方、竹内氏と合流し、ダウンタウンにあるパブに行き、生バンドの演奏を聴きながらの夕食会でとても盛り上がりました。
8月9日(金)
BioFOReハンズオンコース1日目
いよいよハンズオンコースのはじまり。初日は以下の項目のレクチャーでした。
- BioFORe概要(座学)
- 咬合床製作体験(実技)
- BioFORe本印象(患者導入実技)
- 模型製作
BioFORe概要プレゼン
デンチュリストの臨床視点として、患者さんに品質の高い義歯を提供し、生活の喜びを共有すること。患者さんの要望や心理的ニーズを理解した治療計画を提供します。BioFOReの定義やコンセプトを詳しくプレゼンが行われました。
咬合床製作体験
普段は歯科技工士が行う仕事ですが、歯科医師が共通認識を持つことが重要。BioFOReは歯科医師と歯科技工士の共通認識のもとに成り立つ技法で、歯科医師、歯科技工士がともに歩み寄ることで、歯科医療タッグチームの関係性を強固にできるため有効です。
8月10日(土)
BioFOReハンズオンコース2日目
- 人工歯配列・ロウ義歯製作
- ワックスデンチャー試適(患者導入)
2日間のハンズオンセミナー、数日の観光を通し、カナダの文化、食生活に触れ、これまでと違った視点や感覚で、これからの日本での生活を過ごしたり、これからは機会があるたびに海外視察や、まだ見たことのない、触れたことのない新たな人生のスパイスになるような経験を見つけて活動していきたいと感じることができました。
今後、対応が求められる歯科技工士就業者数問題や、後期高齢化社会への対応など歯科業界への課題は山積みであるが、これまで日本経済の礎を築き上げてくれた団塊の世代の皆様のお口の健康をサポートできるようにHATSUKULは今後も活動していきます。